女性の為のおしり専門クリニック

静岡県浜松市にある女性スタッフだけのおしりのお医者さん

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【女医が解説】妊娠中のいぼ痔・お尻のトラブルを防ぐ3つの重要習慣

快適なマタニティライフのための排便コントロールと血流改善

妊娠中、産後に「きばるのが怖い」と感じる方へ

前回は、妊娠中・産後に起こりやすいお尻のトラブルの原因について解説しました。今回は、多くの女性が悩む妊娠中の痔(いぼ痔・切れ痔) を未然に防ぎ、快適なマタニティライフを送るために、女医が推奨する日頃から注意したい予防法3つを詳しくご紹介します。

当院は女性専門の大腸肛門外科クリニックとして、デリケートなお悩みを抱える皆様を、女性医師と女性スタッフ全員でサポートいたします。

【女医が解説】妊娠中のいぼ痔・お尻のトラブルを防ぐ3つの重要習慣|妊娠出産は、お尻のトラブルにも注意|女医による女性専門の大腸肛門外科|あいこレディースクリニック

1. 快適な排便コントロールで肛門への負担を最小限に

お尻のトラブルの主な原因は、肛門周囲の血流のうっ滞です。特に妊娠中は、女性ホルモンの影響や身体の構造上の変化などにより便秘になりやすい時期であり、硬い便を強くいきむと、うっ血して痔核(いぼ痔)や切れ痔(裂肛)の原因となります。

一方、下痢も頻回な排便により肛門に負担をかけ、痔瘻(膿のたまり)を引き起こすリスクがあります。

排便の理想は、バナナくらいの硬さの便を、力まずにスムーズに出すことです。

  • 食生活の改善: 規則正しい食事と十分な水分摂取を心がけましょう。便のかさを作るために、食物繊維だけでなく、ごはんなどの栄養素もしっかり摂ることが大切です。
  • 排便のコツ: 排便時に「力む」のではなく、肛門の力を抜いて「息む」ことが、腸や直腸への負担を減らし、便秘や直腸瘤の悪化を防ぐことにつながります。
  • それでも便秘が続く場合: 食事や運動で便秘が改善しない場合は、お早めにご相談ください。当院では便秘の診療も行っています。

2. りっぱなし、ちっぱなし、しゃがんだ姿勢を避ける

特定の姿勢を長時間続けることは、肛門周囲のうっ血を招きます。特に、座りっぱなし、立ちっぱなし、しゃがんだ姿勢には注意が必要です。

お仕事などで同じ姿勢を避けられない場合は、以下の対策を試みてください。

  • 除圧クッションの活用
  • 休憩を取り、軽いストレッチを行う

これらは、痔の予防にとって重要な骨盤周りの血流を改善するために効果的です。

当院では、排泄の不具合や骨盤周りの健康をサポートするため、骨盤底筋トレーニングのメニューもご提供しております。トレーニングは呼吸を止めず、無理せず続けることが、尿漏れや便漏れの改善への近道です。

3. お尻は冷やさず、しっかり温める習慣を

冷えは血流のうっ滞を招くため、お尻を冷やさないことが非常に重要です。

最もおすすめしたいのは、温かい湯船にゆっくり浸かることです。

湯船に浸かることで、お尻の血流が改善されるだけでなく、一日の疲れを癒やすリラックスタイムとなり、痔の予防と回復に役立ちます。

早期受診で快適なマタニティライフを

当院では、お尻の痛みや出血、できものなど、気になる症状に関する肛門科の診療を、土曜日も含めて行っております。
痔核(いぼ痔)の治療の基本は生活習慣の改善ですが、症状でお悩みの方は一度専門医にご相談ください。
自己判断せずに、少しでも不安があれば、WEB予約 またはお電話でご相談ください。私たちは、皆様の笑顔のために、やさしく寄り添い、どんな小さな悩みでもサポートします。

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