女性の為のおしり専門クリニック

Aicoレディースクリニック

WEB予約
電話予約
アクセス
INSTA

え!? 妊娠中・産後に痔になる人は85%以上!

なぜ痔になるの?/これって痔なの?/病院に行く目安は?/治療法は?

そもそもって、何でしょうか?

いぼ痔、正式には痔核といいます。痔核とは、肛門付近の静脈の膨らみが大きくなり、更に肛門周りの支えが緩むことで外に飛び出すようになるものです。つまり、痔は、誰しもが持つ構造が大きくなって、症状が出現したものです。

え!? 妊娠中・産後に痔になる人は85%以上!|人間特有の病気になったのは|女医による女性専門の大腸肛門外科|あいこレディースクリニック

人間特有の病気になったのは

人間が二本足で歩くようになり(直立二足歩行)、心臓より肛門の位置が低くなって肛門に血液がうっ血しやすくなったこと、排便時の強いいきみ、重い荷物を持つ仕事、筋トレで腹圧がかかる、長時間の座り仕事、アルコールの多飲、トウガラシなどの辛いものの多食、お尻を冷やすなどが原因として考えられています。つまり、犬や猫など、4足動物は痔にはならないのです!人間特有の病気ですね。

え!? 妊娠中・産後に痔になる人は85%以上!|妊娠出産は、お尻のトラブルにも注意|女医による女性専門の大腸肛門外科|あいこレディースクリニック

妊娠出産は、お尻のトラブルにも注意

人間なら誰しもなり得る痔核ですが、妊娠出産は、お尻にとってはあまり有利な状態ではありません。妊娠すると、まずは黄体ホルモンという女性ホルモンが優位になります。このホルモンは妊娠を維持するために、とても大事なホルモンですが、このホルモンの影響で、腸管の動きが悪くなり、便秘が悪化することが多いです。更に、妊娠中期以降になると、今度は子宮が大きくなり、腸を圧迫したり、また、直腸から肛門付近の血流を悪化させ、肛門周りの血流がうっ滞しやすくなるため、痔が悪化しやすいです。出産が終わっっても、すぐには妊娠前と同様の血流状態に戻らないので、痔が悪化した状態が長引きやすく、さらには授乳の影響で便秘が悪化したり、また、産後の疲れもお尻にはつらい状況ですね。
以上のように、妊娠出産はお尻のトラブルを抱えやすいときです。

え!? 妊娠中・産後に痔になる人は85%以上!|かかりつけの医師に相談|女医による女性専門の大腸肛門外科|あいこレディースクリニック

かかりつけの医師に相談

できることとしては、なるべく排便を順調に保てるように食事や適度な運動、必要であれば、緩下剤の使用も主治医の先生と相談して進めていただきたい。また、疲れた時、お尻が辛いときは、横になるのも大切です。
基本的に、かかりつけの先生と相談して排便状態を整え、必要に応じて痔の軟膏治療を行うことで対処が可能な場合が多いですが、痛みが強い、出てきた痔が戻らないなどがあれば、是非受診してください。

新しい命と出会うための素敵な時間。できるだけ、お尻のトラブルなく、過ごしたいところですね。お尻よ、ひと頑張りだ!

「あれっ?」と感じたら

女性医師・女性スタッフが対応いたします

PAGE TOP